昨日3日火曜日に、ルマー・キタ8月例会をいたしました。
先日shokoさんと参加したお勉強会で習った、事例の扱いかた自助グループバージョンを取り入れてみようと思い実際にチャレンジしてみました。
事例を提供してくださっ方や、新しいスタイルに賛成して協力してくださった皆さんに感謝感謝です!
いつもの輪読は「ついもう少し」と長くなりがちだったのをぐっと短縮してみました。パセージカードやアドラーカードに出会った経験から、短い言葉からも大きな気づきを得ることができると知ったことによります。
続トーキングセミナーP.155の「●不適切な行動には目的がある」の冒頭部「不適切な行動の原因を考えても、実際の育児・教育・カウンセリングの現場では役に立たない」という8行だけを読んで意見を交換しました。
その後、最近パセージを終えられた方から最近気になっていることのお話を、「習ってきた型を守る」を心がけながら伺いました。
まず「最近気になっていること」の中から「印象的なひとつの場面」を取り出してホワイトボードに書き出して、そこから見つかるご本人と相手の人とその場、それぞれの力を見つけました。ホワイトボードにスペースがなくなったので手元のA4紙に書き取りました。みんなでたくさん見つけたあと、もう一度声を出して読ませていただくと、ご本人は「何だかほっこりしてきました」と体がゆるんだご様子でした。
ここまでで50分ほどかかって、その後みんなで質問を考えます。これはそれぞれがA5紙に書き出し、それを集めて床に並べて順番を決めていきます。この時「それはちょっと答えにくいかも」というのがあったらそれはキャンセルしますよ、と確認しました。
みんなで決めた順番に質問して、たくさん考えていただきたくさん応えていただきました。そのうち「よくがんばっているなぁ」とか「仲間と強調しようとしているんですね」とか「言える場所では言えるようになってきてるんですね」と、気づいたことを口にして下さるようになり、「話してみられる前と何か違いがありますか?」とお聴きしてから、メンバーが気づいたことも聞いていただきました。
初めて参加してくださった方でしたが、パセージ同期のメンバーさんもおられるのでリラックスしてお話いただけたように思いました。とは言え、初めての形式で2時間弱おうかがいしてお疲れじゃなかったかな、とも思ってます。ご本人はいかがだったでしょうね。よかったらご感想をお願いします。
そして新しい試みに協力してくださったメンバーのみなさん、ありがとうございました。エピソードの聞き取りや、開いた質問のトレーニングがかなりできそうなこのやり方を当分続けたいと思いますので、今回のご感想など聞かせていただけたら、次への工夫につなげたいと思いますのでよろしくお願いいたします。