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毎年のことながら暑い熱いカウンセラー養成講座が終わりました。

今年の方針でとにかく実習が多く、たくさんのカウンセリングデモとたくさんの指導を見学することができました。

受講生がクライエントになって自分の問題を出し、カウンセラーがその話しを聴くのです。大切にその話しを聴くことでそこに含まれているクライエントの問題意識の中にある間違いを探します。

相手役の人に冷酷になっていないか
自分にばかり関心を向けていないか
相手への関心を持てずにいていないか
相手への働きかけを怖れていないか
自分を守ることだけに目が向いていないか

上に書いた事項をまとめると、アドラー心理学が教えてくれていることを意識して暮らせているかどうかに尽きると思います。それにほかにもいくらでも問いは立ちそうです。
これらのことを自分に向かって問うてみると「はっ!!」と胸を衝かれること多し、の日々でした。
とはいえ話しを聴かせてもらうことで人が問題だと思っていることを違った視点で見つめなおし、それを問題と見ることをやめる成長を遂げる瞬間にたくさんの感動がありました。

人には基本的にカウンセリングをする能力がある。
それは人間に本来備わっている能力だから。

勇気づけの言葉が胸に静かに深く沈んでいきました。

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